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海水が逆流、農作物が全滅

「収穫直前なのに…」/被害現場を緊急視察/香川県観音寺市の三豊干拓地2007.8

平成19年8月31日午前、30日未明に水門から海水が逆流して農地が冠水、収穫直前の水稲や野菜など農作物に多大な被害を出した観音寺市の三豊干拓地を緊急視察しました。これには地元の安藤忠明、石山秀和の両観音寺市議にも同行して頂きました。

1968年3月にスタートした同干拓地(約80ヘクタール)は、瀬戸内海に面した観音寺市柞田町と同大野原町に広がる干拓地で約200戸の農家が45・3ヘクタールで作付けを行っている。

今回、開いていた水門から一気に逆流した海水により、ほぼすべての農地が冠水。同市土地改良課の田中正二課長によると、冠水被害に遭った農作物は、水稲、トマト、キュウリなどで約45ヘクタール。農作物はほぼ全滅状態という。被害総額は、現時点で約6700万円に上ると見られているが、「施設関係や農機具などは、まだ被害状況がつかめていないので、今後、さらに増える見込み」(田中課長)とのこと。

1ヘクタールの水稲と0・2ヘクタールのキュウリのハウス栽培が冠水、全滅した高城員明さん(大野原町)から被害状況をお聞きした。高城さんは、「冠水の知らせを受け、キュウリのハウスに来てみると、ひざ上ぐらいまですっぽり海水につかっていた。塩水につかると全滅です。これからどうすればいいか全くめどが立たない」と、がっくり肩を落としていた。また、土地が海水で冠水したため土地自体から除塩しなければならず、今後の見通しが全くつかないという。「大変な被害。今後の除塩など復旧に県でも支援できるよう努力したい」と早期の対応に努めていくことを約束した。

この後、観音寺市役所の土地改良課から被害の状況、今後の対応策などもお聞きした。

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