高齢者
介護施策の拡充について(21年12月議会一般質問)
介護認定者の家族から、施設の不足に対する訴えがあるが、県内における施設の整備状況と在宅サービスの状況はどうなのか、充足しているのか、県の対応を伺いたい。また、介護人材の慢性的な不足への対応について、県としてどのように対応するのか伺いたい。
知事答弁
施設整備については、市町の計画を基に策定した「第4期高齢者保健福祉計画」'に基づき、平成23年度末までに特別養護老人ホーム210床を含む523床の整備を進めるとともに、通所介護や短期入所などの在宅サービスの充実を図り、必要なサービス量を確保することとしており、県としても、引き続き各種の支援を行ってまいります。さらに、介護人材の確保については、処遇改善交付金の24年度以降の継続を国に働きかけるとともに、今年度から、介護施設で働きながらヘルパー資格等を取得し、就労につなげる事業や研修に参加する職員の代替職員の派遣など、介護職員の就労促進や資質向上のための取組みを行っております。
地域再生に向けた高齢者等の活躍の場の確保について(18年6月議会一般質問)
高齢者等の皆さんに地域貢献に向けてみずからの能力を活用していただくために、まず地域活動の重要性や意義といったものを十分に知っていただく必要があるが、県はそうした啓蒙活動や情報提供についてどのような取り組みをしているのか。高齢者等の皆さんがより時代の要請に合った形で地域貢献等を行っていただくためには、時代のニーズや社会の要請などを学習していただく場も大事になるが、そのための取り組み状況と今後の拡充策について伺う。
知事答弁
高齢者への啓発活動や情報提供については、広報誌を活用して、各地域で活躍する高齢者の活動事例などを紹介するとともに、共助ネットかがわなどによりボランティア情報の発信を行っている。また、かがわ健康福祉機構や県老人クラブ連合会が行う機関誌の発行やホームページの開設、各種講座を通じた啓発活動や情報提供への取り組みに対し支援を行っている。時代のニーズなどを学習していただく場と、その拡充策については、長寿社会を担う地域社会での実践的な指導者を養成するために、かがわ長寿大学やシニアカレッジオープン講座を開講しているほか、高齢者等の雇用・就業機会を確保するための職業訓練や技術研修を実施している。本年度からは、長寿大学において、介護予防の意義や知識の普及等に協力していただく介護予防サポーター養成講座を開設したところであり、今後もニーズの変化等を踏まえて、講座の見直しや受講機会の拡大等について検討していく。
介護予防に役立つ高齢者向けの遊具を導入する介護予防公園について(18年6月議会一般質問)
知事答弁
現在、介護予防にも役立つ健康遊具については、県有公園ではさぬき空港公園に九基設置し、有効に利用されているところ。これまで公園の遊具は、主に児童向けという視点で整備されてきたが、今後は高齢者の健康づくりにも配慮した整備が必要と考える。住民に身近な公園を多く管理している市町に対しては、介護予防に役立つ健康遊具の活用事例等の紹介を行い、今後、市町が公園遊具を整備する際の参考にしていただくよう、情報提供に努めていく。
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