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音声で情報伝えます

活字文書読み上げ装置/県庁窓口などに設置へ2007/08

「目の不自由な人たちに音声で情報をお知らせします」――。香川県は視覚障害者に対する情報バリアフリーを推進するため、県庁窓口に音声コードに対応した「活字文書読み上げ装置」を設置した。また県は、県内の市町にも同装置の設置を呼び掛ける。

書面に書かれた文字情報を切手大の記号に変換したものを音声コード(SPコード)に収め、同コードを書面の片隅に添付。それを活字文書読み上げ装置に当てると、音声で文字情報(最大800字)を読み上げる仕組みになっている。県障害福祉課によると、音声コードは作成ソフトをパソコンにインストールすれば簡単に作成できる、という。

同装置は当時、県視覚障害者福祉センターに2台設置されていたが、普及が進んでいなかった。このため、定例会の一般質問で、視覚障害者に対する情報バリアフリーを促進するため、同装置の機能を詳しく説明し、「県でも積極的に導入を図るべきだ」と提案。真鍋武紀知事も、「多くの視覚障害者が利用する場所への機器設置を検討しており、今年度中にも数台設置したい」と導入を明らかにしていました。

同装置は、1台約10万円。県障害福祉課の川田浩司課長は、「とりあえず県障害福祉課の窓口などに数台設置したい。同装置は、パソコンに接続すると拡大文字で表示できるなど弱視や高齢者の人たちも利用できる」と語り、県内の市町にも設置を推進するよう呼び掛けて普及を図っていくことにしました。

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