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医療ケアを必要とする重症心身障害児者に更なる在宅支援を!

〜短期入所施設での空きベットを確保〜

医療ケアが必要な重症心身障がい児者の中には在宅でお暮らしの方も多く、その介護には、専ら親御さんが寄り添っておられます。

安定した介護を続けるためにも、特に大切なのが介護者のレスパイト(休息)。 そのための一時的に預けられる短期入所施設は、県内には6施設がありますが、空床時にしか利用できないのが現状で、介護家族にとっては大変に不安な状況でした。

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そこで、関係団体と共に7月、短期入所施設の環境整備を浜田知事に要望。

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また、6月議会でもレスパイト事業の導入を主張させて頂きました。(下記参照)
結果、当事者や親御さんたちの声が届き、9月の補正予算で、まずは27年11月から県内の病院で2床のベッドが確保されるとともに、知事からも、かがわ総合リハビリテーションセンターにおいて、回復期リハビリテーション病床の増床と合わせて短期入所の充実に資するよう整備を進めていくとの答弁を得ることができました。

医療行為を必要とする重症心身障害児者の在宅支援について(27年6月議会、一般質問)

つづき信行県内の重症心身障害児者の在宅介護は、保護者に支えられており、身体的疲労の蓄積などにより、介護者の負担や不安が増している。こうした在宅での生活を続けられるのは、緊急時に対応してくれる短期入所施設があるなどの希望があるからである。しかし、県内の施設は、ベットが確実に確保されているものではなく、空床があれば入所可能という極めて不安定、心もとない環境に置かれているのが現状である。そこで、まず、地域で暮らしている在宅重症心身障害児者とその介護家族の実態について、知事はどう認識されているのか、御所見を伺う。 また、7月1日、「香川県肢体不自由児者と父母の会連合会」から知事及び県議会議長あてに、医療を伴う短期入所ができる施設が県内にバランスよく配置される必要がある等の要望書が提出された。在宅介護されている御家族の御苦労、御心痛を思うと、その希望に沿うよう、県としても一床でも多く確保すべきである。本県として、重症心身障害児者施設の整備や増床、短期入所ベットの確保を含め在宅介護サービスの向上に向けて、今後どのような方針で臨まれるおつもりなのか、知事の所見を伺う

知事答弁

医療行為を必要とする重症心身障害児者が住み慣れた地域で安心して暮らせることは望ましいことであり、献身的に介護にあたっている家族の負担や不安を軽減し、障害児者の在宅での生活を支えるため、必要な障害福祉サービスの充実を図ることが重要だと考えております。 中でも、医療行為を必要とする障害児者を受け入れる短期入所については、私も7月1日に、「香川県肢体不自由児者と父母の会連合会」から御要望を受けたところであり、短期入所の受入先の確保・充実を図ることは、障害児者やその御家族にとって切実な問題であると認識しております。 県では、かがわ総合リハビリテーションセンターにおいて、回復期リハビリテーション病床の増床と合わせて、療養介護施設の療養介護病床を、現在の20床から45床に増床することとしており、医療行為を必要とする障害児者に対応できる短期入所の充実に資するよう整備を進めてまいります。 また、医療型の短期入所事業所の指定を受けられる事業者には限りがあると考えられることから、現在指定を受けている医療型の短期入所事業所への働きかけを行うとともに、国に対しても必要な支援を要望し、受入先ベッド数をできる限り確保するよう努めてまいります。

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