高校入試ネットで出願～受験生や学校側の負担軽く～

令和7年10月

香川県は２０２６年度の公立高校入学試験から、高校に提出する入学願書について、インターネット出願システムを導入します。私は、受験生家族や学校の事務負担軽減に向けて２２年１２月の定例会で、その導入を訴えていました。
県ではこれまで、受験生が作成した願書を中学校側が志願先の高校に持参。高校側は、願書に記載された情報を電子データ化していたため、双方の負担になっていました。

新たに導入するシステムは、受験生や保護者がパソコンなどで作成したデータを中学校側が確認し、志望先の高校に送信して出願する仕組み。受験生や保護者は、願書を中学校へ持参する手間が省けるほか、受験の合否をサイトで確認できるようになる。
県教育委員会・高校教育課の佐伯卓哉課長補佐は「受験生と保護者の利便性向上、学校側の業務改善として運用できれば」と語っていました。

食物アレルギーを周囲に知らせるカードを作成～食のイベントなどで活用～

令和7年9月

県からアレルギー対策を伺う（左から中津高松市議、宮武代表、つづき）

　香川県はこのほど、自身に食物アレルギーがあることを食の提供者らに知らせる「食物アレルギーカード」を作成しました（写真①）。携帯しやすい大きさで、食べられないものなどを自由に記入できるようになっています。無記名タイプと子ども用があり、県ホームページからダウンロードできます。

　県のカード作成は、中津宏信・高松市議が「香川食物アレルギー友の会」の宮武康介代表から「高松市が独自に作成したカードを県全域に拡大して、理解を広げてほしい」との相談を受けていたところ、私と宮武代表との懇談を経て、今年７月の定例会などで推進してきました。

　これを受けて県は、マルシェなどのイベントで飲食ブースを設ける際、同カードを会場の入り口に配置（写真②-1）。併せて、小麦や卵などのアレルゲンを表したピクトグラム（絵文字）を指さしで伝える多言語対応の「アレルギーコミュニケーションシート」（写真③）を入り口や各ブース、キッチンカーなどに掲示するように促しています（写真②-2）。　このほか、県有施設や県内の小中高校への同カードの周知や、食物アレルギーに関する情報の発信など、対策に努めて頂いています（④-1～）。

県健康政策課の大橋育代課長は「安心して食事を楽しんでもらえる環境を、これからも整えていく」と力強く語っておられました。　宮武代表は「当事者が安心して食のイベントに参加できるので、本当にありがたい。全国に発信してもらいたい」と喜びの声を寄せて頂きました。

県道の排水施設を整備し、雨水の排水もスムーズに（高松市香西北町　県道１６号線沿い）

令和7年9月

この県道沿いの一部には排水溝がなかったため、雨水が隣地に流れ込み、敷地の砂利とともに県道に散乱するなど、付近住民の皆さんが苦慮していました。
その声を受けた地元の春田高松市議と連携してサポート、このほど、道路端がかさ上げされ、排水もスムーズになりました。住民の方も、「大雨の時も、砂利が流れてこなくなった」と喜ばれています。

県河川沿いに転落防止策を設置（高松市紙町　御坊川北岸沿い）

令和7年9月

この河川沿いの一部には転落防止柵が設置されておらず、兼用道路を通行する地域住民から「転落しそうでこわい」といった声が寄せられていました。
その声を受けた地元の春田高松市議と連携してサポート、このほど、転落防止柵が約800メートルにわたって設置されました。住民の方々からも、「安心して通行できる」と喜ばれています。

総務委員会の第２回現地視察

令和７年８月６日

今年度は総務委員会の委員長を拝命させて頂いております。
県議会の各委員会では、閉会中の委員会活動として、毎年テーマを定めて現地視察を行い、関係者から御意見等を伺っております。
総務委員会では、今年度のテーマを「ボランティア・ＮＰＯ活動の促進について」、「地方税のデジタル化への取組と滞納整理の強化について」及び「交通死亡事故抑止総合対策の推進について」と定めており、今回３カ所の現地視察を行いました。

まず、Ｈｏｎｄａセーフティトレーニングセンター四国（坂出市江尻町）において、可搬式オービスを活用した取締りの実施状況について説明を受け、取締りデモンストレーションを視察した後、質疑を行いました。

次に、善通寺市役所（善通寺市文京町）において、徴税業務での「チャットＧＰＴ」を用いた衛星写真の解析システムの試験運用など、ＤＸ推進の取組等について説明を受け、質疑を行いました。

最後に、認定ＮＰＯ法人子育てネットくすくす（善通寺市文京町）において、これまでの取組概要について説明を受け、質疑を行った後、施設を視察しました

令和7年6月議会　一般質問

令和7年7月2日

本会議で、以下の項目について、知事に質問をさせて頂きました。

１　食物アレルギー対策について「PDF」
(1) 県内の食物アレルギー診療体制の現状について
(2) 「食物アレルギーカード」の普及について
(3) 当事者と提供側双方の理解促進に向けた取り組みについて
(4) 学校でのアレルギー対策として、重い食物アレルギーの症状を和らげる自己注射薬「エピペン」を活用した緊急対応の教職員への再徹底

２　介護人材の確保対策について「PDF」
(1) 介護現場でのケマネ人材の不足についての認識について
(2) ケアマネの法定、法定外研修の運用面における、負担軽減に向けた抜本的な改善について

３　子宮頸がん予防対策について「PDF」
(1) HPVワクチンの接種率の状況とその向上に向けた取り組みについて

４　道路の陥没対策について「PDF」
１　防災減災対策について
(1) 道路の陥没対策について、これまでの取り組み状況と、今後の計画等について
(2) 下水道管の老朽化対策について
（質問全文と答弁についての詳細は別紙をご覧ください）

総務委員会の第１回現地視察

令和７年５月２７日

県議会の各委員会では、閉会中の委員会活動として、毎年テーマを定めて現地視察を行い、関係者から御意見等を伺っております。総務委員会では、今年度のテーマを「ボランティア・ＮＰＯ活動の促進について」、「地方税のデジタル化への取組と滞納整理の強化について」及び「交通死亡事故抑止総合対策の推進について」と定めており、今回３カ所の現地視察を行いました。

まず、香川県県税事務所（高松市松島町）において、税務行政のデジタル化への取組等について説明を受け、質疑を行った後、自動車へのタイヤロックによる滞納処分の様子を視察しました。

次に、サンポート高松地区プロムナード周辺（高松市サンポート）において、プロムナード化に伴う交通安全対策について施設を視察しながら、質疑を行いました。

最後に、ＮＰＯ法人わがこと（高松市常磐町）において、中間支援の活動内容について説明を受け、県内ＮＰＯ法人を取り巻く課題等について質疑を行いました。

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